首、肩の痛みとコリ その1
こんにちは!院長の堀尾です。
今日は首や肩のお話をします。この首や肩の痛みといいますか、コリといいますか、これは訴える人が多すぎて、もはや国民病といっても過言ではないでしょう。簡単に首、肩と申しましても色々あります。ですのでここは2回に分けて、一旦整理しましょう。
まずは首から。首の痛みで多いのが「寝違え」や、「筋違い」のような、後ろをむけないほどの強い痛みと、「付け根のだるさ」や、「うまく後ろに回らない現象」のような、ずっと続く痛みです。
ざっくり申しますと、前者は割とすぐ治ります。強い痛みのほうですね。捻挫の症状が強く出ていて、どこが悪いか非常にわかりやすく、炎症の緩和と、原因になった関節部の調整で、ほとんどの人がほぼ1回の施術で治ったり、違いがはっきりでると思います。
後者の方は、なかなか楽な状態が持続しないことが多いです。これは、原因が多岐にわたっていて、明確にこれだ!とはいかないケースが多いからです。眼精疲労、デスクワーク、顎関節(ガクカンセツ。つまりアゴです)、噛み合わせ、姿勢の悪化や背骨のずれなどなど…キリがないです。ですので、首はもちろんのこと、しっかりと全身の整体、矯正が必要になるわけです。まずは一旦体を調整して、悪い所を浮き彫りにさせていくわけですね。悪い所の目星がついたら、一つずつ治療していき、鎧のようになった痛みの層を一つずつクリアしていくわけです。後述しますが、これが肩のこりにも効果を発揮するんです。ですので、首の継続的な痛みは、長い目で治療していくのが一番安定します。
首や肩は頭に近く、細かい神経も多いため、痛みやだるさを特に感じやすく、ここが痛いと日常生活もままならないことになります。普段から超一流といわれる医療をうけ、トレーニングをつんだり、手術までするプロのスポーツ選手ですら、首を痛めて成績を落としたり、最悪引退まで追い込まれることもあります。ですので、長い目で、ゆとりをもって治療していくことが、最短で最善と言えるでしょう。
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