首、肩の痛みとコリ その2

こんにちは!院長の堀尾です。

今回は前回の続きになります。肩です。肩って説明しにくいですよね。患者様から、説明されるときも、ここ!と指でさすことが多いです。文書にすると、指がないので上手く伝わらないかもしれませんが、ご容赦ください。

一言で肩と言いますと、パッとイメージするときに、2通りの人に分かれます。一つは腕との接合部、わきのある方です。もう一つは、首と、先ほどの「肩」の間。よくこるとこですね。

前者は肩関節。完全に関節部です。後者は頸椎と肩関節の間、筋肉の部分です。まずは筋肉の方の肩のお話をします。

この部分、なんでこるのか!?に関してははっきり言って原因が多すぎて特定が非常に難しいです。ですが、経験上、「頭を支える力がかかりすぎるから」とゆうのが多かったので、これに絞って書きます。

頭を支えるのは首です。ほとんどの人がそう思っているでしょう。まさにその通りなんですが、ここで「木」をイメージしてもらいたいんです。木の上、葉と枝の部分があって、幹の部分、ついで幹と地面との接着部分、そして地面の下の根の部分ですね。

一番よく動く部分ってどこですか?と聞かれると、普通は葉と枝の部分ですよね?風にあおられてなびきますもんね。ここがまさに人の「頭」や上半身にあたるわけです。とすると、幹が首だったり、背骨だったりするわけで、地面と幹の接着部分が「肩の筋肉の部分」だったり骨盤だったりします。そして根が背中だったり、足だったりするわけですね。

ざっくりですが、こんなイメージで、超大型台風がきて、木が倒されたとします。するとどうでしょう?枝や葉は割と残ってますよね?時々幹が折れることもあります。これは幹が弱っていたり、根がしっかりと地面と接着しているときに起きます。そして大半は、根が地面から出てきて地面との接着部分が強い力で掘り返されています。

つまり、木がなんらかの力を受けた場合、大半の木は幹と地面の接着部分に負荷がかかるということなんです。支点、力点、作用点の原理ですね。

人も同じで、頭はただ歩くだけでも揺れます。それを毎日何時間も繰り返し、デスクワークや普段の姿勢で、バランスを崩したまま生活すれば、当然肩に負担がかかってくるわけです。こうして「頭を支える力」がかかりすぎてしまうのです。

そうなると、どのようにすればよいか?まずは倒れた木をもどす=肩甲骨や頸椎のバランスを整えるわけです。前回の首の時に書いた事がここのことです。そして、傷んだ幹や根をなるべく元に戻す=頸椎、肩、背中の細かい動きや、筋肉部の治療をします。そして最後に掘り返された地面を戻す=良い状態になった首や肩を、なるべくそのまま維持して固めていく。とゆう経過をたどっていくわけです。

もちろん全ての肩こり、首の痛みがこれに当てはまるわけではありません。ですが、一番多く、一番時間のかかるケースがこのパターンかなと思っています。単なる肩こりにも多少の原因があるわけですね。

長くなりすぎた挙句上手く説明できてるかわかりませんが、ご容赦ください。もうちょっとまとめられるように頑張ります!


明石市の全身整体、ほねつぎ堀尾接骨院

兵庫県明石市にて、2019年8月にオープンしました。患者様の為に誠心誠意、身を粉にして尽力していく所存です!

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